仲泊遺跡

沖縄には先史時代から人が生活しており、すでに独自の文化を形成していました。
人類が現れた時期は現時点では不明となっていますが、およそ3万2千年前にはすでに人類が暮らしていたとされています。
しかし、完全な形の旧石器は発見されていないため、この時点での文化の形成は明らかにはなっていません。
現在発見されている遺跡としては紀元前1500年頃のものとされる仲泊遺跡がもっとも古いものとなっています。


仲泊遺跡

国頭郡恩納村にある岩陰を利用した住居跡と貝塚が残った遺跡であり、県内に残る遺跡の中でも最大規模で現在も保存されています。
また、同じ場所で近世に利用されていた遺跡も発見されており、このエリアが古くから沖縄地方の重要な意味を持つ土地であったことが推測されています。
1975年には国の史跡に指定され、現在も研究が進められています。

先史時代の沖縄

先史時代の沖縄に関する研究は進められているものの、遺跡や土器、石器などの出土量が少ないため、空白なっている時代が1万年以上も存在しています。
確かに人類がここで暮らしていたという証拠は発見されているにもかかわらず、その生活や文化を知るための手がかりがほとんど発見されていません。
この仲泊遺跡は紀元前1500年前後のものとされていますが、まったく解明されていないそれ以前の歴史を知るための足掛かりとしても考古学者たちの期待を集めています。
現時点では大きな成果は得られていませんが、将来的には沖縄の先史時代を解き明かす手がかりになる可能性を秘めた遺跡です。

青の洞窟でのシュノーケルなど、沖縄には多くの楽しみがそろっています。
しかし、先史時代の遺跡を見つめて古代のロマンに思いを馳せるのも楽しいものです。まだ明確にされていない部分の歴史だからこそ、いろんなことを考えさせられてしまいます。