海は生きている

何度も青の洞窟に行っていると、毎回のちょっとした変化にも敏感になってしまいます。天候によってその色が左右されることはほとんどありませんが、水の透明度によって青の洞窟内の光の色はかなり変化してきます。

まだ、青の洞窟がマイナーなポイントだったころと今では、実は結構色が変化してきています。多くのシュノーケルを楽しみたいダイバーが集まることによって、透明度が少しだけ下がってしまったことによる変化です。
しかし、これは頻繁に来ている人にしかわからない変化でしょう。

特に午前中の透明感の高い青を楽しめる時間の色は少しづつ濃い青に変化しつつあります。

このままでは青の洞窟は、その美しさを失ってしまうの?そんな風に不安に思う人もいるかもしれません。しかし、そんなことはありませんので安心してください。
自然はそんなのやわなものではありません。
このわずかな変化も、いずれ元にもどることでしょう。あまりにも急激に環境が変わってしまったことで、海がその変化にちょっとだけ戸惑っているだけです。

こんな風に話すとちょっとおかしく思われるかもしれませんが、海は生き物です。それも、とても強い生き物です。私たち人間なんかではとても太刀打ちできるような相手ではありません。
ですので、私たちがどんなに集まろうとも、大きな変化を与えてしまうことはないでしょう。
そして、だれも故意にこの美しい自然を壊してしまおうとはしません。ですので、青の洞窟はいつまでも美しいままの姿でいてくれます。

今日は早朝ということもあり、他のダイバーはほとんどおらず、独り占め気分で青の洞窟を楽しむことができました。
一人でこの美しい世界と向き合っていると、いろんな考えが頭を巡ります。もしかすると、これが自然と対話しているということなのかもしれません。